ubuntu10.04のWineでOffice 2007を使えるようになるまで

ubuntuでOfficeが使えるようになったらレポート書きながらプログラミングできるなーと思って試してみました。
とりあえず、Wineをインストールしていることを前提条件とします。

cabextractをインストール

ファイルの展開に必要っぽいです。

sudo apt-get install cabextract

winetricksをダウンロード

winetricksはOfficeに必要なライブラリをWine上にインストールするのに使います。

wget www.kegel.com/wine/winetricks

Configure WineでWindowsバージョンをWindows Vistaに変更する


そのまんまです。

Officeに必要なライブラリ類をインストール

winetricksを使ってインストールします。

sh winetricks corefonts dotnet20 gdiplus msxml3 msxml4 msxml6 riched20 riched30 tahoma usp10 vb3run vb4run vb5run vb6run vcrun2005 vcrun6 wsh56js

コマンドラインからでなくてもインストールできます。

sh winetricks

Wineのフォント設定を変更

MS系のフォントをTakao系のフォントに置き換えます。
まず、任意の場所に以下の内容のfont-replace-takao.reg(ファイル名は任意)を保存します。CP932 または Shift_JISで保存してください。

REGEDIT4

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Wine\Fonts\Replacements]
"MS Gothic"="Takaoゴシック"
"MS Mincho"="Takao明朝"
"MS PGothic"="Takao Pゴシック"
"MS PMincho"="Takao P明朝"
"MS UI Gothic"="TakaoExゴシック"
"MS ゴシック"="Takaoゴシック"
"MS 明朝"="Takao明朝"
"MS Pゴシック"="Takao Pゴシック"
"MS P明朝"="Takao P明朝"

もちろん、他のフォントに書き換えても問題ありません。
次に、Wineのレジストリエディタでこのレジストリファイルを取り込みます。

wine regedit

レジストリエディタを起動し、レジストリ->レジストリのインポートからこのレジストリファイルを取り込みます。

Office 2007をインストール

インストールCDを挿入して、CD上にあるsetup.exeを実行します。

wine setup.exe


この時、文字化けが起きていたら(私のPCでは起こっています)、スルーするか、気になる場合は /usr/share/wine/fonts/tahoma.ttf と ${WINEPREFIX}/dosdevices/c:/windows/fonts/tahoma.ttf をどこかに隠して置いてください。スルーしても、実際に使うときには関係ないです。
インストールが止まってしまう場合があるので、インストール時のオプションで、Office 共有機能->Microsoft Office IME(日本語)のチェックを外しとくとよいです。

Configure WineでWindowsバージョンをWindows XPに変更する


今度はバージョンをXPに変更します。これを忘れるとOfficeが起動しないです。

ついに起動


わーい。

追記

Office 2007をインストールした後、上で取り込んだレジストリを削除するとインストーラが文字化けせずに表示されます。特に意味はないですが。